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三好春樹の
介護のプロ養成シリーズ
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「痴呆性老人のケア」
全12巻

12巻セット 本体300.000円+税 (分売可)

1巻 本体25.000円+税

       
   

 

 

第1巻 痴呆とはなにかT

医療的見方と介護の立場
ねたきりの原因は筋萎縮か?/脳萎縮は痴呆の結果/ 検査結果を数量化するな/痴呆スケールの正しい使い方/ 生活づくりという介護ならではの方法論

第2巻 痴呆とはなにかU

心理学的見方と介護の立場
バリデーションとはなにか/過去に原因を求める個体還元論/ “受容”は閉鎖的関係での方法論/“アイコンタクと”は老人には適さない/ 過去=記憶は現在の生活で変わる

第3巻 生活の場の三分類と関わり方T

三分類の人間学的根拠・葛藤型
竹内3分類(葛藤型・回帰型・遊離型)の人間学的根拠/ 死の受容過程と障害受容過程/自己受容過程の逆行としての痴呆/ 葛藤型の問題行動=粗暴行為など/葛藤型への関わり方

第4巻 生活の場の三分類と関わり方U

回帰型・遊離型
回帰型の問題行動=徘徊、見当識変化など/回帰型への関わり方/ 遊離型の問題行動=無為、自閉など/遊離型への関わり方/ 器質的痴呆への関わり方

第5巻 痴呆ケア七原則T

@環境を変えるなA生活習慣を変えるなB人間関係を変えるな
転居、入院、施設入所が痴呆のきっかけとなることが多い。 痴呆に追い込まないための方法と、どうしても変化がやむをえない場合のアプローチを3つの原則として提案する。

第6巻 痴呆ケア七原則U

C介護をより基本的に/食事・排泄・入浴
一般の老人ケアとは別に特別な痴呆ケアがあるのではない。 食事、排泄、入浴のケアを基本的に行うこと。 特にオムツにしない排泄ケアが呆けさせないケア、呆けてからのケアの基本なのだ。

第7巻 痴呆ケア七原則V

D個性的空間づくりE一人ひとりの役割づくり
痴呆老人の生活空間こそ私物を増やすべきだ。 さらに自分を確認するための役割が必要だが3つの条件が必要。 それを具体的なケース検討で提出。

第8巻 痴呆ケア七原則W

F一人ひとりの関係づくり/相性・仲間・母子
痴呆老人はどんな人間関係のなかで落ち着いているのだろうか。 「相性」「仲間」「母子」という3つのキーワードで求めている関係を明らかにし、それに答える介護職のあり方を提案する。

第9巻 問題行動への対応法T

原因を生活の中に探す
問題行動の原因を「痴呆のせい」としたのでは思考停止だ。 原因は具体的な生活の中にあるからだ。 問題行動とは、身体の危機を私たちに教えてくれる非言語的表現なのだ。

第10巻 問題行動への対応法U

物忘れ・お漏らし・介護拒否・帰宅願望
「介護されている自分自身への拒否」が「介護関係の拒否」となる「介護拒否」 「帰宅願望」こそ痴呆の本質の表われである、という立場からの介護関係論。 物忘れ、お漏らしという老化現象への対応についても。

第11巻 問題行動への対応法V

徘徊・被害妄想・嫉妬妄想
介護者を最も困らせる徘徊を、3つに分類してそれぞれへの対応法を提案する。 さらに、ヘルパーを「泥棒」と言い出したケースの検討会を通して、 これが「精神障害」ではなく「関係障害」であることを明らかにする。

第12巻 問題行動への対応法W

暴力行為・異食・弄便・性的異常言動
「人間崩壊の極致」などと言われ、管理対象としてしか捉えられてこなかった 問題行動を、「口唇期への回帰」という概念で根拠あるものとする「異食」「弄便」論は、 介護の側からの痴呆論の象徴と言ってもいいだろう。

 

   
 

   
   
       
 

 

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