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 はじめまして!
生活的なことをちゃんとやることこそ認知症介護です。
生活と人生に関わる介護の力で豊かな認知症ケアを。

この現場は特別なことをしていないのに、なんで老人が落ち着いているのか?いや、特別なことをしていないから、落ち着いているんです。ふつうのこと、つまり、生活的なことをちゃんとやることこそ認知症介護です。
いま求められているのは人間学的根拠です。化学物質(薬)や対人関係技術ではなく、生活と人生に関わる介護の力で豊かな認知症ケアを。

生活とリハビリ研究所とは何か?


 1985 年、老人介護現場を体験して、PT(理学療法士)となった三好春樹が広島に事務所を設立。同時に東京・大阪・広島の3ヶ所で「生活リハビリ講座」を開催。 従来の“訓練”という枠を超えて老人の生活づくり、関係づくりを具体的に提案するとともに、老人観、人間観をも問う内容に、全国から受講者が殺到。

最初は現場で悩みつつ実践する特養ホーム寮母と老人保健法の施行に伴って老人に関わり始めた保健婦が中心だったが、「老人問題」が深刻化し関わる職種の増大につれて、看護婦、PT、OT、医師、ホームヘルパーの受講者が増え、やがて歯科医、歯科衛生士、一般市民にまで広がっていった。

間もなく東京に事務所を移転、講座も札幌から沖縄まで各地で開講、さらに、下山名月、金田由美子、大塚洋という3人のスタッフも加わり、介護実践のみならず、最近では心理・思想領域にまで影響を広げている。


生活とリハビリ研究所の専任講師を紹介します


 ………三好春樹(みよしはるき)
三好春樹
★1950 年、広島県生まれ。特別養護老人ホームの生活指導員として勤務後、理学療法士となる。1985年に「生活とリハビリ研究所」を設立。現在年間180回を超 える講演と実技指導で、現場に絶大な支持を得ている介護分野の第一人者。介護、看護、リハビリのみならず、医療や心理、思想領域にまで大きな影響を与えて いる。血液型はA型。

★主な著書に 『関係障害論』『認知症介護』(雲母書房)『じいさん・ばあさんの愛しかた』(法研)『なぜ、男は老いに弱いのか』(講談社文庫)など。『完全図解新しい 介護』(講談社)は、介護職から一般家庭まで爆発的な売れ行きを続けている。『実用介護事典』(講談社)は介護知識の決定版。


 ………下山名月(しもやまなつき)
下山名月
民間のデイサービス「生活リハビリクラブ」の創始者。オールラウンドワーカーと名乗っての老いを支えるケアは、各界から注目を浴びている。
共同通信配給による新聞連載「元気が出るデイケア」が全国で話題に。「新しい老人ケア」(雲母書房)にはNHKラジオ出演のときの三好との対談を所収。上野、三好との共著「遊びリテーション学」も大好評。年齢不祥のO型。


 ………金田由美子(かねだゆみこ)
金田由美子
老人病院の看護助手、特養ホームの介護職を経て、民間デイの草分け的存在である「生活リハビリクラブ」に、立ち上げから関わる。下山名月さんと共に「元気の出るケア」として、今も語り継がれるケアをつくりあげた。

「ケアセンター成瀬」(相談員・施設長)「愛媛県在宅介護研修センター」(指定管理者NPO法人 愛と心えひめ所属・研修室長)「在宅サポートセンター生田」(センター長)を経て、今夏(平成26年)からフリーとして活動再開。
これからは、介護職向けの研修はもとより、自治会・婦人会・老人会など一般の方々に介護の話を分かりやすく伝える講師として、活動の幅を広げていきたい。生活とリハビリ研究所研究員・リハビリデザイン研究所研修担当。東京生まれのB型。


 ………大塚洋(おおつかひろし)
大塚洋
“新しい介護”は今までにないまったく新しい介護方法ではなく、三好さんたちが20年以上かけて実践してきた“当たり前の介護”そのものであり、今、介護の現 場で一番求められている方法論だと思っています。今までの経験から、質の高いケアはリハビリテーションにも勝ると思っています。生理学に基づいた介護を展 開していれば、リハビリより生活行為は頻度が高い分、効果は絶大なのです。

自分に関わった人が心と身体を痛めることを一番悲しく思うのはお年寄りです。自分を傷つけない、お年寄りを傷つけないトランスファー・介助の技術と“新しい介護”をこれから介護に携わろうとしている方や、介護のプロ、家族の介護をされている方、地域住民の方々に広く伝えて行き、日本の介護のスタンダードにしていきたいと思っています。最終的には、生活リハビリを基盤にしたこの“新しい介護”を国際的な介護のスタンダードにしたいと思っているのです。

著書に「介護現場の腰痛ゼロマニュアル」(雲母書房)。血液型O型、妻と小6の男の子とトイプードルの4人家族。星を見るのが趣味、星の会の会報の編集長もしたという、息子さんともども“鉄ちゃん”である。

 生活リハビリ研究所の活動案内 

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「新しい介護セミナー」と「生活リハビリ講座」を全国主要都市で開催しています。 講座の開催予定はこのホームページ、お届けするちらしや情報誌・ブリコラージュでお知らせしています。

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生活リハビリの情報誌Bricolage〈ブリコラージュ〉を責任編集しています。
ブリコラージュは年間6回発行/4,000円
◎体裁:B5判・中綴じ
◎ブリコラージュは書店では、お求めになれません。
◎直接お届けする便利な直接購読方式です。
 詳細・購読申し込みは こちら

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各種研修会や職場での実地指導を引き受けています。
住民対象の講演会のイベントの企画・講師巡遣をしています。

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民間デイサービスなど新しい老人ケアを応援しています。

icon連絡先
生活とリハビリ研究所
URL: http://rihaken.org/

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  Fax: 0465‐62‐5106

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三好春樹と行くインド
 生と死を見つめる旅

■ 介護職よ、北欧へ行くより、
 インドへ行こう!

インド路地裏といっても、現地で施設を訪ねるつもりもないし、私の講演があるのでもない。ただカレーを食べ、名所を回りながら、そこに生きている人や牛やサルや犬に出会ってくるという旅だ。寄ってくる物乞いや物売り、路上生活者や野良牛に戸惑って、ホテルのベッドでウーンと考えこんだりする旅である。
おそらくそれは、私たちが介護、あるいは医療や看護という仕事の根拠としていたものを揺るがす体験になるに違いない。インドから帰ると日本で生きるのが楽になる!自由に生きりゃいいんだ、と開き直れるから。日本にない融通無碍、生と死を隠したりしないところ、それに近づきたいんです。