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三好春樹の本
読書とは、世界を体験すること。

著書は情報ではない。出版不況で、本が売れない。介護の本も売れない。情報はタダで手に入ると思われている。しかし、著書は「情報」なんかじゃない。〈ま、情報を並列しただけの「本」が多いのは事実だが。〉情報は、私によって選ばれ、解釈され、私の体験とクロスして、一つの世界を作る。それが著書だ。読書とは、世界を体験することだ。

 三好春樹の本

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新しい老人ケア


 新しい老人ケア世の中が三好春樹に追いついてきた!NHKラジオが1週間続けて出演を依頼、下山名月、上野文規、遠藤尚志、後藤郁子、田部井康夫と共に対談の形で出演、大きな反響を呼んだ。それに更に現場の人との対談を加えて出版されたもの。
対談ならではのやりとりの面白さをとおして、現場に新しい発想のケアが根づいていることを紹介、提案した書。対談者は他に、永田則子、松井俊雄、高橋紘一、小林早智子+田中里美というすごいメンバー。


 ~「老人の生活リハビリ」対話編~
発行 1994年7月10日 雲母(きらら)書房
四六判 247頁
本体1,800+税


老人ケアの達人たちⅠ


 老人ケアの達人たちⅠ介護職、特養指導員、PT、OT、民間デイスタッフなど9人との共著、三好は「介護用品カタログ」を執筆。稲川利光の「みんなでE.Tになろう」や上野文規の「Kさん老健施設脱出記」坂本宗久の「性的異常行為の行方」など、現場感覚いっぱいの生活ケアオムニバス版。三好が編集を手がけた本でもある。手作り的で、みんなの元気が、新鮮な意識が伝わってきます。
  発行 1993年5月20日 筒井書房
A5判 199頁  本体1,500+税
【品切・絶版】


専門バカにつける薬


 専門バカにつける薬「介護覚え書」と共に発刊され、医療の権威主義に批判を強めていた介護現場で熱烈に受け入れられた発言集。「他の雑誌ではとても載せてもらえない」と自ら編集する「Bricolage」に連載した「地下水脈」に、作家、関川夏央氏との対談を加えた。「病院内カースト制度」や「医療と闘う福祉を」「出てこい!日本人のケースワーク原則」などが論争を巻き起こした。三好春樹のメスはよく切れる、他者だけでなく自分自身をも。
  発行 1992年12月1日 筒井書房
A5判 165頁
本体1,500+税


介護覚え書


 介護覚え書ナイチンゲールの「看護覚え書」というあまりにも有名な本に題を借りるにふさわしい名著と言われている。介護福祉士養成校の教科書としても使われ、教師が「介護でここまで書いてる人がいるんだから、現場で看護なんかに負けるな」と言って卒業生を送り出している。ウンコ・シッコから逃げた看護への厳しい批判にも拘わらず、看護学校でも教科書になっており、ナイチンゲールに立ち戻ろうとするナースのバイブルでもある。「異食とはなにか」は必読。


 ~老人の食事・排泄・入浴ケア~
発行 1992年11月 医学書院
判型 B5変 160頁
本体2,000円+税
ISBN978-4-260-34079-3


老いの見方・感じ方


 老いの見方・感じ方「健康保険」誌への2年間の連載をまとめた初の発言集。「巷(ちまた)の老人問題の嘘」「状況への発言」など刺激的文章が並ぶ。その後の「専門バカにつける薬」「正義の味方につける薬」「老人介護問題発言」へと連なる過激本の源流となるもの。言葉の根底にある情況を見極めるための第1歩。
  発行 1990年10月1日 筒井書房
A5判 167頁
本体1,500+税


教師はなぜぼけるのか


 教師はなぜぼけるのか生活リハビリ講座の痴呆性老人へのケアの部分を完全収録。題は高校を退学処分となった著者による意趣返しであると後書きに記されているが、呆けさせないケアについての具体的提案がいっぱいの実践書。それにしてもセンセはよく呆ける。その謎解きも楽しみ。
 発行 1990年5月1日 筒井書房
A5判 142頁
本体1,500+税


遊びリテーション


 遊びリテーション「遊びリテーション」とは、「遊びやゲームなどを取りいれたリハビリテーション」という意味の新しい言葉で、遊びとリハビリテーションの一体化をめざすもの。老人ケアにたずさわるすべての人が「こんな方法があったのか!」と驚いた、機能訓練に役立つノウハウを集めたユニークな遊びとゲームの処方集。
全国の介護現場に定着した「風船バレーボール」を始めとする遊びリテーションはこの本から始まった! 老人の表情がケアのバロメータです。


 ~障害老人の遊び・ゲームの処方集~
著:竹内 孝仁/稲川 利光/三好 春樹/村上 重紀
発行 1989年05月 医学書院
A5判 206頁
本体2,500円+税
ISBN978-4-260-34872-0


生活リハビリとはなにか


 生活リハビリとはなにか初の講演集。福祉関係の出版社から初めて出たこともあって2ヶ月で初版を完売。介護現場に浸み透るように読まれ続けている。「語り言葉」でかかれているので、わかりやすく、イラストの老人の表情もすばらしい。まるで「線」が感情をもっているみたい。
  1989年5月1日 筒井書房
A5判 139頁
本体1,500+税
ISBN-13: 978-4887200067


老人の生活リハビリ


 老人の生活リハビリ前著の好評に続く第2作。「痴呆の人間学」は少し難解だが近代と進歩主義が老いを捉えられないことを指摘、老人心理学への批判を展開している。読みやすいリハビリエッセイと一種、独特な雰囲気をかもし出しているイラストと文章がうまくマッチしていて味わい深い。
 ~イラストエッセイ~
発行 1988年05月 医学書院
判型 B5変 232頁
本体2,500円+税


老人の生活ケア


 老人の生活リハビリ1986年に出た三好春樹の第1作。「この本が一番いい」という人は多い。「進歩がないのかなあ」と本人は言うが、その後の彼の思想、方法論の原石がつまっている。以降の三好春樹の展開論がうなずける。この本は必読。
 ~〈生活障害〉への新しい看護の視点~
発行 1986年01月 医学書院
A5判 226頁
本体2,300+税


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