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三好春樹の本
読書とは、世界を体験すること。

著書は情報ではない。出版不況で、本が売れない。介護の本も売れない。情報はタダで手に入ると思われている。しかし、著書は「情報」なんかじゃない。〈ま、情報を並列しただけの「本」が多いのは事実だが。〉情報は、私によって選ばれ、解釈され、私の体験とクロスして、一つの世界を作る。それが著書だ。読書とは、世界を体験することだ。

 三好春樹の本

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介護技術学


 介護技術学「動作の介助」から「行為の介助」への転換を訴えたシリーズ第4弾。正しい介助は老人の自立を促すはずだが、安静看護の間違った常識が「寝たきり」をつくってきたし、これまでの「体を密着させる」介護教室などでの指導法が腰痛をつくる原因になってきた。イラストと写真をふんだんに使って、起き上がり、立ち上がりなど生活動作の介助法をわかりやすく解説した、自分の体を使ってやってみる納得の老人介護教室。

 谷川俊太郎(詩人)
ミッシェル・フーコーの言葉と呆け老人のウンコの間を毎日行ったり来たりしているのが三好さんだ。フーコーとウンコの間の道に気づく人はそう多くない。だが三好さんはそのけもの道に気づいてそれを言葉にした、それだけでなくそれを踏みつけて誰でもが通れる道にしようとしている。その道はたぶん高速道路にはならないだろうし、そうなってほしくもないが、三好さんという道案内がいることで、その道は歩いていて楽しい。
  発行 1998年10月1日 雲母(きらら)書房
A5判上製 260頁
本体 2,500+税


じいさん、ばあさんの愛しかた


 じいさん、ばあさんの愛しかた初めて書いた一般書。個性豊かな老人のエピソードをとおして、笑いのうちに語られる老人介護の関わり術が「目からウロコ」という驚きと共に大きな共感を呼んでいる。老人と楽しくつきあえる人は、自分の老いとも楽しくつきあえる。「老い」とは新しい価値観との出会いである。24年前にケアの現場に入り、31歳で理学療法士になって老人のリハビリにたずさわってきた著者が老人との関わりを綴る。
  発行 1998年9月 法研
A5判 165頁
本体 1,600+税

身体障害学


 身体障害学専門家ほど管理的になるのはなぜなのか。近代的知識と技術を、老人を受け身にするのではなく、生活の主体になるための武器にしたい。著者の思いがあふれるシリーズ第3弾では、右片マヒによる失語症、左片マヒによる性格の変化、運動マヒのレベルに応じた対応法などを具体的に考察しつつ、「やる気がない」「甘えている」などと誤解の多かったパーキンソン者へのまったく新しい介護の視点を提出する。



  発行 1998年3月1日 雲母(きらら)書房
A5判上製 272頁
本体 2,500+税


口腔ケアの最前線


 口腔ケアの最前線訪問歯科治療の第一人者加藤武彦、岡崎好秀、黒岩恭子の3人の歯科医と、歯科衛生士牛山京子との共著。老人の口腔ケアの関心が高まる中、チューブ外し学会などで関係者との交流が始まり、1997年5月、岡山でのセミナーが収録されて1冊の本になった。会場とのQ&Aにも熱意と関心の強さが現れている実践的1冊。
  発行 1998年2月 雲母(きらら)書房
A5判 149頁
本体1,600+税


老人介護問題発言


 老人介護問題発言2つの「薬」シリーズに続く発言集。「恥を知れ!」で始まる専門職批判はますますさえ、「自分が入りたい老人ホームを」などと主張する市民主義者やジャーナリストへの批判も展開。詩人、谷川俊太郎氏とのトークは、氏の老いに関しての詩の収録もあって大好評。介護職だけでなく、一般の書店でもよく売れている。
  発行 1998年2月 雲母(きらら)書房
四六判 244頁
本体 1,600+税


生活障害論


 生活障害論おむつ外し・チューブ外し・寝たきりからの脱出を訴える大好評のシリーズ第2弾。従来の「ADL評価法」を一新し、1人ひとりへの個別のアプローチを創り出す「QOL評価法」をていねいに紹介しながら、生理学的根拠と生活の治癒力を基礎にした、まったく新しい老人の食事・入浴・排泄ケアの方法論を具体的に紹介している。「生活ケアとはなにか」に真に答える、介護者必携のスタンダード・テキストである。
  発行 1997年9月 雲母(きらら)書房
A5判上製 288頁
本体 2,500+税


関係障害論


 関係障害論呆け=知能の障害、寝たきり=身体の障害という旧来の図式ではなく、呆けや寝たきりの原因を「人間関係の障害」として理論化した本書は、老いへの見方を変えれば障害は乗り越えられることを、豊富な事例に基づいて検証していく。老人との関係づくりや老人性痴呆について、こんなにわかりやすく感動的に書かれた本はかつて例がない。出版と同時に、新聞・雑誌・マスコミで大反響を巻き起こしたシリーズ第1弾。
【 2018年11月20日「新装版(シリーズ考える杖)】
  発行 1997年4月1日 雲母(きらら)書房
A5判上製 280頁
本体 2,500+税


現場がつくるケアプラン


 現場がつくるケアプラン介護保険に伴うケアプランに怪しげなMDSなるものが導入されていることに対する現場からの異議申し立ての本。老人病院で生活ケアを実践し、特養ホームの寮母長に転じたPTの高口光子と、老人病院を生活の視点を導入することで見事に変えた看護婦・松下明美との共著。セミナー会場でのQ&Aも収録。
 発行 1997年6月 雲母(きらら)書房
A5判 144頁
本体1,500+税


地域ケアに関する7つの発言


 地域ケアに関する7つの発言1996年12月に大宮市で開かれた「老人の地域ケアセミナー」の報告者、鳥海房枝、永田則子、松井俊雄、徳増知子、朝倉義子、片岡美雪と共に作った本。行政保健婦から老健施設、民間デイまで、三好の「地域ケアのキーワードは生活と関係」と題した発言を巻頭に収録。地域で老人に関わるさまざまな職種からの発言集。目からウロコのヒントがいっぱい。


 著者・監修 三好春樹、鳥海房江、永田則子他
著:竹内 孝仁/稲川 利光/三好 春樹/村上 重紀
発行年 1997年4月 筒井書房
A5判 並製・112頁
本体 1,000+税


ねたきりゼロQ&A


 ねたきりゼロQ&A北海道新聞に連載されたQ&Aにより言いたいことを言った書きおろしを加えた第2弾。特に寝たきり老人をどう起こすかといった技術と関係障害を癒すための方法論が述べられる。管理主義への批判や「お年寄りが好きですか?」といった三好への個人的質問など、前著に比べて、より現場の人向きの内容になっている。老いへの発想を変えることによって「寝たきりゼロ」は実現できる。
 ~介護現場からの73の質問~
1996年7月1日 雲母(きらら)書房
四六判 262頁
本体 1,845+税


正義の味方につける薬


 正義の味方につける薬「専門バカにつける薬」が主に医療への批判であったのに対しこちらは福祉の世界の頭の固い倫理主義者への徹底批判である。「アンチ・ノーマライゼーション」「表層のコトバからもっと深いところへ」などの刺激的発言から「スケベの解析」「介護力士士」などニヤッとする小文までを所収。「専門性」に続いて「倫理性」にメスを入れ、その地獄への道は善意で敷き詰められているような悲しき構造、密通した構造を分析。「自我が解体するここちよさ」の文章とか、体が震えるようなスゴサがある。文章はわかりやすいけど、問い掛けてくる内容はキツイゾ。「薬」シリーズは必読。
  発行 1995年8月 筒井書房
A5判 211頁
本体 1,500+税


老人介護Q&A


 老人介護Q&A北海道新聞に連載されたQ&Aを新しく書きおろしたイラストと共に1冊にまとめたもの。特に施設、在宅での食事、排泄、入浴の方法を小手先の技術論にならないよう背景の人間と生活に焦点をあてながら提案。〈老い〉や〈障害〉もって生活していくための具体的な方法こそが問われている。これを読めば介護の達人!
 ~家族・介護職からの76の質問~
発行 1995年6月1日 雲母(きらら)書房
四六判 255頁
本体 1,845+税


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安価な電力 安価ないのち
金と嘘と暴力で作った原発に さよならを
命と自然を売るな、買うな