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三好春樹の本
読書とは、世界を体験すること。

著書は情報ではない。出版不況で、本が売れない。介護の本も売れない。情報はタダで手に入ると思われている。しかし、著書は「情報」なんかじゃない。〈ま、情報を並列しただけの「本」が多いのは事実だが。〉情報は、私によって選ばれ、解釈され、私の体験とクロスして、一つの世界を作る。それが著書だ。読書とは、世界を体験することだ。

 三好春樹の本

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完全図解 新しい認知症ケア 介護編


 完全図解 新しい認知症ケア 介護編認知症ケアの必要性が叫ばれているいまこそ、介護家族、介護職、介護周辺の専門家に求められている本でしょう。
私は認知症については「重度」とか「重い」という言葉を使いません。その代わり、「深い認知症」という言い方をしています。介護職のなかには「認知症は脳の病気なんだから、訳の判らないことを言ってるだけだ」と言う人がいます。しかし、多くの場合は、その人の生活史をたどっていくと、「訳の判らない」ように見えることにもきちんとした理由があることがわかってきます。
介護職は、認知症のお年寄りの言動を、理解不能と決めつけることなく、彼らが私たちに何かを訴えようとしているのではないかと考えなければなりません。こうした姿勢こそが、老人たちを落ち着かせ笑顔を生み出してきたのです。これを私は「介護の力」だと言ってきました。(三好春樹)
 私たちに必要なのは「医学」ではなく「人間学」なのかもしれません。
著者 三好春樹
編集協力 東田勉
発行 2012年11月30日 講談社
AB判・上製 288頁
本体 3,000円+税


新しい介護学 生活づくりのシーティング


 新しい介護学 生活づくりのシーティング坐ることの大切さを知る、介護現場のニーズが生んだ待望の1冊! 坐り方ひとつで、車椅子も椅子も快適になる! 坐位は食事・排泄・入浴の基本。車椅子や椅子に気持ちよく坐りたくても坐れないお年寄りのために、シーティングの知識と技術を学べば食事・排泄・入浴といった生活場面で、目的に適った姿勢や動作が格段に楽になります。
 寝たきりから離床へ、離床から生活づくりへ。
共著 三好春樹 福辺節子 光野有次
発行 2012年5月10日 雲母(きらら)書房
A5判・並製 251頁
本体 2,000+税


希望としての介護


 希望としての介護これまで発言集を何冊も出版させてもらってきた。しかし、今回の出版ほど特別な思いのあるものはない。というのも、2011年3月11 日に大震災と原発事故が発生したからだ。
老いと死に関わる介護という仕事は、「3・11 」という大事件を挟んでも揺るぎはしないということだろうか。いや、非日常的な死に出会ったからこそ、日常的に死と向き合っ ている私たちの世界がその意味を増しているのではないか、そう考えている。そう考えることで私は、「3・11 以後」という特別な時間を生きることができるのではなかろうか。 (三好春樹)
 介護職よ、死ぬんじゃない。
介護職は食事、排泄、入浴介助のプロではあるが、人命救助のプロではない。だとしたら、 もっと自分の身の安全を優先しなければならない。
老人を助けようとして亡くなった彼らは決して死を覚悟していたのではないと思う。二人で いっしょに生きたいと思っていたに違いない。 これはそれがうまくいかなかった悲劇である。 美談ではない。
私はあえて訴えたい。老人といっしょに生きたいという気持ちは私たち介護職には十分すぎるぐらい理解できる。しかし、それが無理だと思ったら、自分一人だけでも生きるべきだ、と。 老人を放っておけないと思う人だからこそ生きてほしい、と。
それに対して罪悪感を感じなくてもいいと私は思う。感じるのは無力感だけでいい。そしてこの無力感は介護現場で私たちがいつも感じ続 けてきたものである。介護職の共感とはこの無力感の共有だったはずだ。そして人間同士の本当の共感もじつはそうではないか。
それに、あなたがいっしょに生きたいと思うような老人なら、危機が迫ったとき「私はいいからあなただけ逃げなさい」と言ってくれると思う。いや、そりゃわからないけど、そう思い込んでしまおう。この思い込みは許されると思うのだ。(三好春樹)
 経済よりいのち、弱者優先の介護の現場に集合せよ!
発行 2012年2月15日 雲母(きらら)書房
四六判・並製 224頁
本体 1,600+税


元気がでる老人介護 (PHP文庫)


 元気がでる老人介護 (PHP文庫) 老人介護は創造力と想像力を駆使する面白い仕事だ。老いには人を癒す力がある。老化に逆らうのがリハビリではない。生活習慣や性格を変えようとするな。家族にできること、家族にはできないこと。良い介護の見分け方。老人が最後に求める関係とは。
  発行 2011年10月5日 PHP文庫
本体 495円+税
ISBN : 978-4-569-67697-5




介護のことば


 介護のことば介護は、理系と文系の両方にまたがった領域なのである。だから、介護のことばも両方のことばが入り混じっている。例えば「老化」なら理系のことば、でも「老い」なら文系のことば、その両方についての理解を求められるのが介護という領域なのである。
介護という世界は、どこにも専門領域化されることのない、自由な世界なのである。だからといって、専門性も何もない世界にしてしまわないためには、私たちに、言葉を使いこなし、さらに創りあげていく能力が求められている。客観性が何より求められる解剖用語から、老人の内的世界に入り込む文学的表現まで、さらに介護が切り拓いた新しい世界を表現する新しいことばに至るまで。 (三好春樹)
 深みのあることばの世界へ!
発行 2011年8月22日 講談社
四六判・並製 128頁
本体 1,143円+税


完全図解 介護のしくみ


 完全図解 介護のしくみ介護のしくみがわかる画期的な入門書 三好春樹監修による全く新しい「介護の教科書」。介護保険制度のしくみと介護業界の全体像と問題点が、図解と平易な解説でたちまちわかる。
【 2015年7月28日 改訂第3版 】 
 各種試験対策にも有効!
発行 2011年9月8日 講談社
AB版・上製 288頁
本体 3,000円+税


認知症のお年寄りが落ち着く食事・排泄・入浴ケア


 認知症のお年寄りが落ち着く食事・排泄・入浴ケアこの本は、私と特養ホーム諏訪の苑スタッフとの共著だ。題に大きく「食事・排泄・入浴ケア」とあるが、その上に「認知症のお年寄りが落ち着く」とある。そう、これは認知症ケアの本なのだ。しかも本命。
これまでの認知症ケアの本で欠けていたのがこの「食事・排泄・入浴」である。この老人の心身の安定にもっとも大きな影響を与える領域には興味を示さないで、なにやら対人関係技術のようなものを手に入れたがる連中が多すぎるのだ。
落ち着かない老人を私の技術で落ち着かせよう、なんてのは自意識過剰の介護である。必要なのは、老人が落ち着くような生活づくりをすることだ。(三好春樹)
  共著 三好春樹、特養ホーム諏訪の苑
発行 2011年6月20日 雲母(きらら)書房
A5版・並製 168頁
本体 1,600円+税


介護がラクになる マンガ認知症ケア3 認知症ケアの7原則


 介護がラクになる マンガ認知症ケア3 認知症ケアの7原則技術やノウハウだけでは認知症老人を幸せにできない。大切なのは、この7原則だ--「環境を変えない」「生活習慣を変えない」「人間関係を変えない」「介護をより基本的に」「個性的空間づくり」「一人ひとりの役割づくり」「一人ひとりの関係づくり」。三好春樹がマンガで説く特養ホーム「きらめきの里」の物語も大団円。
  著者 三好春樹
画 市川リンタロウ
発行 2011年3月9日 講談社
A5版・並製 136頁
本体 1,400円+税


介護がラクになる マンガ認知症ケア2 惚け方3つのタイプ編


 介護がラクになる マンガ認知症ケア2 惚け方3つのタイプ編認知症は不思議です。その人のいる環境や関係によって、同じ認知症という症状名がついているとは思えないほど違っているからです。目がトローンとしていて、話しかけても無反応、またはおびえた表情になる人ばかりという病院や施設があります。反対に怒ったりしている人もいるけれど、まわりの人がうまくそれを受けとめて、一転笑顔に変わるといった、一人一人の個性があふれているかのような病院や施設もあります。その差は認知症老人の表情を見れば歴然としています。その理由はどこにあるのでしょう。おなじみとなった特養ホーム「きらめきの里」のスタッフたちが繰り広げる物語は、認知症ケアの核心にせまっていく!
 タイプ別関わり方でその人の個性と笑顔が戻ってくる!
著者 三好春樹
画 市川リンタロウ
発行 2010年2月5日 講談社
A5版・並製 144頁
本体 1,400円+税


痴呆論(増補新装版)


 痴呆論(増補新装版)どんなに重い呆けでもなんとかなる!人間学の深みと現場の楽天主義から生まれた新しい痴呆ケア。介護からの痴呆三分類やケアの七原則を紹介しつつ、徘徊、異食、弄便など個別問題行動への対応法も詳述。
 認知症への見方と関わり学
発行 2009年10月15日 雲母(きらら)書房
A5判 245頁
本体 2,500円+税



介護現場が提案する新しい褥瘡ケア


 介護現場が提案する新しい褥瘡ケアエアーマットを使っているなんて時代遅れだ。
これまでの褥瘡ケアを見直し、新しいケアの方法論を紹介する。
高反発マットレスがあなたの常識を変える!
 つくらないケア・なおすコツ
著者 三好春樹 小川/意房 下村/恵美子
発行 2009年10月14日 雲母(きらら)書房
A5判 152頁
本体 1,500円+税


目からウロコ!三好春樹のまちがいだらけの片まひリハビリ


 目からウロコ!三好春樹のまちがいだらけの片まひリハビリ介護が必要となる原因で最も多いのは、脳卒中の後遺症などによる片マヒです。しかしその実態や介護の方法については、誤解が少なくありません。この本では「病院にまかせきりの介護はまちがいだらけ」「生活に根ざした、持続的なリハビリこそが効果的」という観点から、片マヒについてのまちがった常識をくつがえします。片マヒの実態、実生活に役立つ介護の方法、自分で日常生活をするための方法を、具体的に説明。寝返り・起き上がり・立ち上がりなど基本的な動作、食事・排泄・入浴・着替えなどの毎日の生活、介護用具の選び方や使い方などについて、分かりやすい文章と豊富なイラストで解説。
 片マヒ者に対して「闘うリハビリ」などといって一生訓練させるような風潮が蔓延している。私は身体機能の維持のために本人が訓練しようとするのを否定するつもりはない。しかし、それは、こうした片マヒ者へのまわりの理解によって、心身ともに安定して生きていくことができていることが前提になくてはならないのだ。 (三好春樹)
 脳卒中で寝たきりにならない在宅介護のコツ
発行 2009年7月30日 主婦の友社
四六判 192頁
本体 1,200円+税


認知症論集


 認知症論集認知症は「脳の病気」? 認知症は「治療の対象」? 医療モデルから生活モデルへ、医学から人間学へ。
 「痴呆」という表現続出の「認知症論集」が出た。25年前から書いてきた文章をまとめたものなので私の長年の読者は買う必要がない。でも「前書き」だけは目を通してほしい。もっとも、かって発表したものをこうして年代順に並べて読んでみると、違った味わいや発見もあるので、注文購読してもらうと大変うれしい。 (三好春樹)
 ~ 介護現場の深みから ~
発行 2009年2月10日 雲母(きらら)書房
A5版・上製 212頁
本体 2,000円+税


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安価な電力 安価ないのち
金と嘘と暴力で作った原発に さよならを
命と自然を売るな、買うな