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介護夜汰話
変えられないものを受け入れる心の静けさを  変えられるものを変えていく勇気を
そしてこの2つを見分ける賢さを

「投降のススメ」
経済優先、いじめ蔓延の日本社会よ / 君たちは包囲されている / 悪業非道を悔いて投降する者は /  経済よりいのち、弱者最優先の / 介護の現場に集合せよ
 (三好春樹)

「武漢日記」より
「一つの国が文明国家であるかどうかの基準は、高層ビルが多いとか、クルマが疾走しているとか、武器が進んでいるとか、軍隊が強いとか、科学技術が発達しているとか、芸術が多彩とか、さらに、派手なイベントができるとか、花火が豪華絢爛とか、おカネの力で世界を豪遊し、世界中のものを買いあさるとか、決してそうしたことがすべてではない。基準はただ一つしかない、それは弱者に接する態度である」
 (方方)

 介護夜汰話

2014
2014年11月  リハビリの心と力

~かかわりがあなたを変える、生活を変える~

私はかつて稲川さんの講演を聴いていて涙したことがある。彼が講演中に歌った「アンパンマン」の歌に泣いてしまったのだ。ターミナルと言っていい状態が続いている在宅のおばあさんの話だ。介護している家族も主治医として往診している彼にも、この人が生きている意味は? 介護する意味は? と感じ始めていたという。

そんなある日に稲川さんはまだ小さかった長男を往診に連れていく。長男は率直に「おばあちゃん生きてるの?」なんて言う。「生きてるよ。何か歌ってあげてくれる?」そこで歌ったのが「アンパンマン」だ。

どうか歌詞を思い出してほしい。人が生きている意味、介護する意味はこの歌詞で十分ではないか。難しい哲学なんかいらないよ。

稲川さんは異色の経歴をもっている。理学療法士の養成校で私と同期だったが、働き始めるや「医者になりたい」と言い出して医大に合格し医者になってしまった。そもそも、九州大学の農学部を卒業して銀行に就職が決まっていたのを断って、PT になるために養成校にきたのである。

いわば、人生のレールに乗っては降り、乗っては降り……。しかしそのおかげで彼は、PT がわかる医者になった(じつはそんなリハビリ医はほとんどいないのだ)。さらに口腔ケアからターミナルまで、人生に関わる医者が登場した。

彼の最新刊である本書は、そうした人生に関わるリハビリという思想と方法論として読むことができる。だが私がそれ以上に興味をひかれるのは、彼自身の人生に関わる部分である。

なぜは母親を泣かせてまでこの世界に入ってきたのか。認知症となった祖父のこと、シベリアに抑留されていた父のこと、医学生時代の苦労話、大田仁史先生との出会い、私の名前も出てくる。

RC サクセションの忌野清志郎の最後にリハビリ担当医として関わっていた話も出てくる。稲川さんは清志郎から「親方」と呼ばれていたらしい。私の涙腺はゆるみっ放しである。NHK 教育テレビの「にっぽんリハビリ応援団」で落合恵子さんとともに進行役で登場しているのが稲川さん、いや稲川先生である。講座と本書は見逃せない。ぜひ!

リハビリの心と力(新版)著者: 稲川利光
発行: 学研メディカル秀潤社
サイズ: B6変型判 240ページ
定価: 本体1,700円(税別)
発行年月: 2014年11月28日発行
ISBN_10: 4-7809-1166-4




2014年9月  ルネ・ジラール、どの本を読めば…

前回、毎晩読んでる「ルネ・ジラール」について、どの本を読めばいいかという質問を受けた。

『暴力と聖なるもの』(1982年、法政大学出版局)が代表作とされているが、なにしろこの本は高い。(6000円+税!)それに難解。

私のおすすめの1冊は『サタンが稲妻のように落ちるのが見える』(2008年、新教出版社)。これも高いが(3000円+税)前著を紹介した後だから安く感じる。訳も判りやすく活字も大きめで読みやすい。
     
ぜひ感想を聞かせてほしい。

2014年9月  FBが、フェイスブックの略なのだそうだ

何も判らずFBを始めた。「著名人」とあるのは自分で名乗ってるのではなくて、一般と「著名人」の2種しかないのだという。

一般のものは「友だち認証」をして仲間どうしのコミュニケーションをするもの。それに対して「著名人は」公開型で誰でも見られ、コメント参加もできるもの。「友だち認証」の代りが「いいね!」ボタンで、これを押すと、私の投稿が自動的に送付されるらしい。

しかし、人気のあるFBだと、コメントで変な商売や宗教に誘導されることもあるのでチェックが必要になる。私のFBも、「e-かいごナビ」のインフィックがちゃんと管理してくれているので、ネトウヨからの攻撃にも安心だ。

という訳で、パソコンからでも見られるのでのぞいてほしい。紙の媒体=ブリコラージュとの役割分担についても触れている。

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2014年8月  この間読んでいる本は…

この間読んでいる本は、ルネ・ジラールという人のものです。日本で出版されているものはほぼ全部、くり返して読んでいます。

ルネ・ジラールはカソリック教徒です。でも古い護教派なんかではありません。逆に、過激なカソリックです。カソリック恐るべし。この歳になってカソリックに魅かれるとは思ってもみませんでした。

でも、先進国の中で日本にのみ残る死刑の執行も、未開人に残る残酷な自己拷問も、カースト制度や部落差別、いじめや虐待まで、それをちゃんと説明してくれるのは、ルネ・ジラールの「ミメーシス(真似)論」と「供儀(犠)論」だと思うようになりました。

イエス・キリストについて、これだけの”聖書”(公認された4つの福音書だけでなくそれ以外のものも含めて)が書かれ、読みつがれていることの意味を、ルネ・ジラールが教えてくれているのかもしれない。
ぜひ一読を。

2014年7月  2015インドツアー早くも申し込み続々!

2015年2月と3月のインドツアーに早くも続々と申し込みが来ている。2月の3泊5日の方はすでに定員の半分を超える勢い。2泊4日は余裕がある。

やはり、ヒンドゥー教の聖地、ガンジス河での沐浴もできるヴァラナシを訪ねる3泊5日が人気のよう。

しかし2泊3日も私はおすすめ。移動距離が短いのでスケジュールに余裕があるし、デリーからアグラまでの鉄道の旅がセールスポイント。駅にはインドの日常が凝縮している。

さらに<3泊5日>がエアインディアの飛行機なのに対して<2泊4日>はJAL。帰国の便にソバが出たりするのはやはり嬉しい。

さあ早めにご検討を!もちろん私は両方とも参加する。

2014年6月  「ヨレヨレ」の創刊第2号が出た!

第1号もそうだったが、これも無茶苦茶!(もちろん最大限の褒めコトバ)
「ヨレヨレ」の創刊第2号 福岡の「宅老所よりあい」の”セワニン”(=世話人)の一人が編集し大半の文章を書いているという、ブリコどころではない自分勝手な雑誌。

巻頭の「よりあい運営激突史#2」は「広島死闘編」である。まるでヤクザ映画のタイトルだ。広島でのオムツ外し学会での、資金作りのための”行商”のてん末が紹介されている。20数年前の私の写真もある。

次はいつ出るか、いつまで出るか判らない雑誌なので、定期購読するのはBricolageにして、毎号購入しよう。売上は、今も続いている資金作り(500万が億単位になっているが!)に回されるので、一部といわず数部注文すべし。友達にあげるときっと喜んでくれると思うので。

「ヨレヨレ」の創刊号  創刊号目次  創刊2号目次


2014年6月  Bricolage 6月号が大好評!

「7つのゼロ」をめざす、東京・駒場苑の改革報告が施設関係者はもちろん、デイサービスやグループホームスタッフにも刺激を与えている。私の講座や講演会場でも売り切れが続いている。

ついでに私の連載にもぜひ目を通してほしい。「痴呆症老人のコミュニケーション」というテーマで、今回は「気を変える方法② 想像力」と題している。

私のコミュニケーション論は、技術やハウツーではなく、相互的コニュニケーションが成立する条件づくりについて語ってきた。次号の「気を変える方法③」は「妄想力」だ。

妄想がなぜコミュニケーションを切り拓くのか、ぜひ定期購読して読んでほしい。ブリコの宣伝でした。


2014年5月  紙芝居と介護がむすびついた

5月25日は紙芝居と介護がむすびついた歴史的な日となった。ふたつの世界を近づけたのは遠山昭雄さん。私もそのきっかけになれたと思う。

当日のセミナーの参加者は全国各地から250人。介護職が半分、他はボランティアを含む紙芝居の関係者。関西からは紙芝居作家の、”サワジロウ”さんも登場。男性だと思っていた人たちを驚かせ、見事な演者ぶりにも感心。
懇親会には、街頭紙芝居の人間国宝ともいうべき梅田佳声さんも参加、交流を深めた。

私が紙芝居の世界の人たちに感服するのは、威張ってる人がいないこと。介護の世界は一般社会に比べればマシだけど、威張ってる人、威張りたい人がいっぱいいる。紙芝居界と触れ合うことで、その非権力的な体質を伝染させたいものである。

書籍コーナーでは、紙芝居が飛ぶように売れた。それもあって主催者の雲母書房は大阪での開催も決めた。もちろん私も参加する。
决定次第、Bricolage誌上で。

2014年5月  近代人の自意識過剰を

生活リハビリ講座2014が、福岡、広島、大阪、名古屋、東京の順に幕が開いた。介護技術に驚きの声が挙がる。講座を開いて28年めにもなるというのに。

インド 近代人は真似をしない。真似することは自分を失うことだという、セコいプライドを持っているのだろう。

どんどん真似をしてほしい。だから、ビデオ撮影OKとしている。近代的個人の自意識過剰を乗り越えなくては、いい介護は広まらない。この近代人の最大の病気である「自意識過剰」はどうすれば治癒できるか。

私にとっては、老いや認知症に関わることと、インドに出会ったことである。

2014年5月  「週刊東洋経済」の5月17日号の特集が

週刊東洋経済 「週刊東洋経済」の5月17日号の特集が「誤解だらけの介護職~もう3Kとは言わせない」ときた。 「劣悪」を告発するばかりのマスコミによってイメージが悪くなるばかりと腹立たしかったが、ようやくまともな情報を出すところが出てきた。

宅老所・井戸端げんきの加藤正裕さんやNPO法人グレースケアの柳本文貴さんといったBricolage読者のよく知っている人も写真つきで紹介されている。

「介護ロボット」のページは例によって”冗談”としか思えないし、ケアマネのルポは「悲痛な叫び」という従来と同じ紋切り型。
社会福祉法人の特養の課長クラスで年収800万(30代)とか、デイの自営で手取り600万(30代)、フリーのケアマネ(20代)で450万といった収入実態を紹介してくれればもっといい特集になったのに、と思う。

ちなみにこの年収、私の回りの人達への取材の一部。ブラック企業にひっかからないでそれなりの資格、立場があればちゃんと生活できる収入である。しかも安定している。
「東洋経済」に続くマスコミが出てくることを期待する。

雑誌情報はこちら

2014年5月  「痴呆論」がリニューアル 5月15日発行

雲母書房から私の新刊が出た。といっても「痴呆論」をリニューアルして『認知症介護』という新しいタイトルになった本である。

認知症介護 ただ巻頭に『PTSDとしての認知症~人体から人生へ』を書きおろした。
『増補版』で巻末に付け加えた文章を『見当識障害の中身を見よう』と改題して、これも巻頭の第1部に入れた。

特に旧版を持ってる方は、この機会に買って読んでほしいと思う。
本の装丁は軽やかになって気に入っている。これまでと同様、認知症ケアとしては最も売れ続ける本になるだろうと確信している。  詳細情報はこちら

2014年5月  駒場苑、東京でのセミナーや学会を利用してぜひ!

6月号のBricolageが特集する、駒場苑(東京都目黒区)を、それに先立ってマスコミが取り上げている。

「介護現場、進む『排泄ケア』見直し」と題して共同通信が配給、信濃毎日新聞(4月22日付)などに掲載されている。私の「排泄ケアセミナー」も取り上げてもらっている。

6月号を読めば判るけど、ここは入浴ケアも画期的!東京で見学したい施設はなかなかなかったけど、東京でのセミナーや学会を利用してぜひ!


2014年5月  大阪でインドツアー参加者の集い

4月末、大阪で、インドツアー参加者の集いが開かれた。これは、ビーエス観光の添乗員、宮島さんが会社を辞めたので”送別会”をやろう、というので、私の大阪での仕事の日程に合わせてもらったものだ。

山形、鳥取、富山、愛媛、東京などから23人が集合。宮島さんは最初の添乗が私たちのツアー、感極まって泣いて、参加者が成田空港で胴上げしたというエピソードの持ち主。私たちといっしょに、インドを体験し、面白がってきた人で、私と同じく、ヴァナラシが大好きという人。

旅に同行した大阪のミード社会館(日本で介護職養成校の草分け、かって私が特別授業をしていたこともある)のスタッフが中心になって実現した。宮島さん、できたら来年のツアーに、参加者として同行したいそうだ。

それにしてもこの会の盛り上がり!インドを体験したもの同士の共感としか言いようがない。これはとてもコトバでは伝えられない。だから、毎年、回りの人を誘ってインドに連れていっていると言ってもいいだろう。2015年の2月と3月のツアーも発表された。あなたもぜひ!


2014年4月  機内で見た映画とは

映画『ハンナ・アーレント』を見た。1泊3日の弾丸無法インドツアーのJALの機内サービスの映画である。(ついでに前田敦子主演の映画も見た!?)

映画『ハンナ・アーレント』 この映画、Bricolage1・2月合併号の『介護夜汰話スペシャル」で私が紹介したものだが、その私には見る機会がなかったのでラッキーだった。

『イェサレムのアイヒマン - 悪の陳腐さについての報告』の映画化とでもいうべきもので、ハンナ役は俳優が演じているのだが、アイヒマンは記録映画の本物が使われている。

彼女は「世界の知性」と呼ばれていた哲学者ハイデガーの弟子にして愛人で、そのハイデガーがナチに接近していくなか、アメリカに亡命したユダヤ人である。

彼女はもちろんナチズムを許さない。『全体主義の起源』は、そのナチズムが西洋的知性の産物ではないかという深部から指摘した大作である。

しかし彼女はシオニズムをも許さない。国家なき民であるユダヤ人がその国家を求めてイスラエルを建国しようとする(ここでパレスチナ人への虐殺、抑圧が始まる)のがシオニズムだ。

イスラエル国家はアイヒマンを反ユダヤの極悪人として処刑しようとする。だが彼女はそのイスラエルの国家主義に真っ向から挑戦する。そのためにユダヤ人から激しいパッシングを受ける。しかし屈しない。

凡庸な人間が自分の仕事に熱心であることによって大虐殺という悪を成す、その事のほうがほんとうに怖いことではないか。「あいつが悪い!」と言ってればいいとはならないのだ。私も、誰でもそうなりうるのだから。

映画を見た人はぜひ本も!本を読んだ人はぜひ映画も。それにしてもハンナはよくタバコを喫う人だなあ。今ならそれだけの理由でパッシングされそうである。


2014年3月  「よりあい」にまなぶ痴呆性老人ケア

老いとの関わりを学びたければ北欧に行くより日本のケアの実践から学べ、と私は主張してきた。自立した個人を価値あるものとする北欧や西欧と相互依存文化の日本とでは、老人から求められる関わり方が違っているからだ。特に、近代的自我 を前提とする北欧の方法論は、痴呆性老人のケアには向いていないように思う。なぜなら、痴呆とは近代的自我が解体されて「生き物」という自然に回帰していくことなのだから。

家庭の育児力が低下している、といわれている。親による子への虐待が社会問題化している。しかし、では育児ロボットをつくればいいじゃないか、と言う人は一人もいない。育児の本質は人と人との関係だということをみんな知っているからだ。

ところが、老人介護についてはどうだろう。介護力が足りないなら、介護ロボットをつくればいい、と平気で言ったりする。介護は介護力の問題だとしか思われていないからだ。そんな考え方こそが「老人問題」を生み出してきたのだと私は考えている。老人問題は、老人世代に私たちの世代がどう関わったらよいのかという関係の問題なのだと私は思う。

私はかねてから「痴呆ケアを学びたいなら福岡へ行け」と言ってきた。今年10周年を迎えた「宅老所よりあい」と「第2よりあい」の実践から学ぶべきだ、と。「よりあい」は、通って泊まれて住める老人施設である。施設といっても福岡市の住宅街の一角にある借家である。

第2よりあい代表の村瀬孝生さんは、利用者の女性(74歳)をめぐって同僚と張り合っている。そこへ風格のある元副社長の利用者が現れ、三角関係が四角関係に…という小説風のエピソードから始まるのが、村瀬さんが書いた『おしっこの放物線 老いと折り合う居場所づくり』(雲母書房)である。

おしっこの放物線おしっこの放物線
~老いと折り合う居場所づくり~
村瀬孝生 文・絵
定価 本体1600円+税
判型 四六判・並製 208頁
発行 雲母書房  



「私のおなかに、どうも赤ちゃんがおるごたる。 産んでもよかろうか」と、入所者の女性から相談を受けたのは、よりあい代表の下村恵美子さん。 これは下村さんが書いた『九八歳の妊娠』(同)のタイトルになったエピソード。下村さんはまじめな顔で「父親はだれ」とおばあちゃんに問いただすのだ。さて、どうなるか…。

98歳の妊娠
98歳の妊娠
~宅老所よりあい物語~
下村恵美子+谷川俊太郎[詩]
定価 本体1800円+税
判型 四六判・上製 280頁
発行 雲母書房



ここでは痴呆性老人は介護される対象ではなくてエロス的関係の主体であり、客体である。エロスとは男と女が互いを求めることだけではなくて、母と子が、さらには人間と人間が互いのことを求める人間関係の基本である。

老人ケアはエロス的世界の行為でもあるのだと私は思う。そのことが介護の現場からイキイキと表現される時代が来た。最近出版された2冊の本には日本の老人ケアを変えるヒントがある。
              【12月14日、西日本新聞に掲載】


◎関連お薦め書籍

介護基礎学
介護基礎学
竹内孝仁 著
定価 本体2200円+税
判型 B5判 224頁
発行 医歯薬出版


18坪のパラダイス18坪のパラダイス
~デイセンターみさと奮闘記~
田部井康夫 著
定価 本体1600円+税
判型 四六判変形 168頁
発行 筒井書房

痴呆性老人からみた世界
痴呆性老人からみた世界
~老年期痴呆の精神病理~
小澤勲 著
定価 本体3000円+税
判型 四六判・上製 260頁
発行 岩崎学術出版


2014年3月  インド弾丸ツアー無事に行ってきました!

2014年3月11日から13日、1泊3日というインド弾丸ツアー、無事帰国!デリー到着後、ガイドのアローラさんの自宅で家庭風インド料理を頂き、夜の11時ホテル着。

恒例の夜と朝のオールドデリー散策、さらに2日め午前中のオールドデリー散策とサイクルリキシャ乗車。午後からは地元のマーケットにも行き、その日の夜の便に搭乗して3日めの早朝成田着。

「3日目の夜勤には入れます」なんて言ってたけど、ホントにその日夜勤という人が2人もいたのには驚き。でもインドでのハイテンションで乗り切ろう。

さてこの1泊3日、こんなツアーは法律違反だとか。個人が片道づつチケットを買って乗るのはいいのだが、団体ツアーでは国際的な航空会社の取り決めで認められないのだそうだ。サッカーの弾丸ツアーは航空機チャーターだから特別だとか。

ということでこの前代未聞のツアー、今回が最初で最後。添乗員含めた27人は歴史的快挙を成し遂げた無法人ということになった。

でもこのツアー、参加者にも好評、なんとか同じ格安で2泊4日のインドツアー〈オールドデリーとタージマハール?〉を密かに計画中。

恒例の3泊5日コース(2015年2月)はブリコラージュ4月号で日程発表!早めに問い合わせ、申し込みください。

2014年2月  2014「生と死を見つめる旅」第一弾報告

まず、ハプニングが一つ。デリー空港を出たところでツアーの常連の二人が迎えてくれたのだ。「なんでこんなところにいるの!」と驚いたが、じつは直前にツアー参加を決めて私には内緒で添乗員まで含めて「ドッキリ」をしかけたのだ。

india ということで参加者は添乗員も入れて28人となっていたがホントは30人。当日朝の雪で集合を心配したが全員無事成田着。2時間遅れで出発したもののデリー着は1時間だけの遅れですみ、その後は順調。

ずっと天気も良好で心なしか排気ガスも減ったのかデリーで星が見えた。

india ガンジス河から出る朝陽はこれまでになく美しくみんな感激。夕刻の火祭り、翌日の沐浴(希望者のみ)と多い人は3回も聖なる河に向かうという濃い旅である。

特に体調を崩す人も、迷子になる人もなく珍しく無事にツアー終了。
来年もこうありたいものです。

cat 2014「生と死を見つめる旅」写真集

2014年1月  年末年始のことども

Bricolageの読者の方々をはじめとして多くの賀状を頂いた。毎年のように言い訳しているが私には賀状を出す習慣がなく、この欄で代替させて頂いている。
2013年はお世話になりました。2014年もよろしく!

Bricolageの最後の12月号で「東京オリンピックの破綻の6つのシナリオ」を発表したとたん、猪瀬の5,000万円ワイロ事件が発覚し7つめのシナリオが加わってしまった。いったい石原はいくらもらったのだろうか!?
さらに安倍の靖国参拝まで加わって、日本政府はますます世界の常識から離れ孤立を深めているので、私のシナリオの予測が当たる可能性は深まるばかりである。

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年末は家族でスキーだった、というと「まだ滑ってるんですか」と驚かれる歳になった。でもいいよ。スキー場は昔と違ってガラガラだし、なにしろシニア料金で格安で1日滑れるんだから。といってもガンガン滑るわけじゃないから安い訳でもないんだけど。回数券より高くついていたりする有様。

まっ、この歳になったらどう着地していくかが課題で、共に歳をとる同年代の人たちと、続々登場している個性的な若手の介護職の中で自分の存在を少しづつ限定していこうと考えている。それが2014年初頭の志というところか。



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安価な電力 安価ないのち
金と嘘と暴力で作った原発に さよならを
命と自然を売るな、買うな