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介護夜汰話
変えられないものを受け入れる心の静けさを  変えられるものを変えていく勇気を
そしてこの2つを見分ける賢さを

「投降のススメ」
経済優先、いじめ蔓延の日本社会よ / 君たちは包囲されている / 悪業非道を悔いて投降する者は /  経済よりいのち、弱者最優先の / 介護の現場に集合せよ
 (三好春樹)

「武漢日記」より
「一つの国が文明国家であるかどうかの基準は、高層ビルが多いとか、クルマが疾走しているとか、武器が進んでいるとか、軍隊が強いとか、科学技術が発達しているとか、芸術が多彩とか、さらに、派手なイベントができるとか、花火が豪華絢爛とか、おカネの力で世界を豪遊し、世界中のものを買いあさるとか、決してそうしたことがすべてではない。基準はただ一つしかない、それは弱者に接する態度である」
 (方方)

 介護夜汰話


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しばしお待ちください

2020 ~ ?
2020年11月  介護は頭がいい人がやる仕事です…

頭がいいというのは、学校の成績がいいということではありません。
自分で見て、聞いて、感じて、自分の頭で考えて、工夫できることが、頭がいいということです。
ところが、教育は、感じる前に言葉を与え、考えさせないで既成のマニュアルを押しつけてしまいます。
だから、成績のいい人の方が介護が下手なことが多いのです。
もちろん、頭もいいし、成績もいい人もいるけど、珍しいし、そんな人は矛盾を抱えることにならざるを得ません。

●大手介護会社の問題は、成績はいいけど、頭の良くない人が管理者として現場にやって来ることです。
受験戦争をそれなりに生き残ってきた若い男性であることがほとんどです。
彼らは現場で感じ、考え、工夫しているいい介護を理解できません。
なにしろ、感じるな、考えるなと教育されてきたのですから。
そして、いい介護を潰してしまいます。
これじゃ、職員が次々と退職するのは当然です。
しかも、どこかの会社のように、処遇改善手当を一文も出さず、テレビCMのタレントに高額のギャラを出すんじゃ、現場はやってられんよねえ。

◆ちゃんとしたケアがしたいあなた、悪いことは言わない。
自分の個性を活かせる介護現場を見つけよう。
自分で作ったっていい。

愚痴ばかりこぼして自分を失ってしまう前に!
写真の説明はありません。

◎「WE介護」の「リスクマネジメント」、役立ちます!

https://kaigo.ten-navi.com/

近く、トイレ介助、入浴介助が取り上げられます。
介助法だけでなく、安全な条件、環境にも触れています。
広い浴場や、洋式の浴槽が高齢者向きじゃないことも。
職場の研修にも活用を。ネタ本もよろしく。


2020年11月  介護は特養から生まれた!

特養のいいところは何か。
それは大規模なところ。
大規模はいいケアの仇みたいに言われることが多い。
しかし、いい施設は、その条件を生かしている。
大規模は言い換えると、豊かな人間関係があることだ。
これは、奇人変人には助かる。
小規模なら孤立し排除される人でも、気の合うスタッフ、仲間の利用者がひとりづつくらいは見つかる。


2020年10月  右手、左手をなんと言うか?

「生活リハビリ講座」の第二回目の収録の大阪セミナーを無事終了。11月1日から配信されます。

最初の1時間は「異文化レッスン」
ピダハン「ピダハン族には、右、左という言葉がない。じゃ、彼らは右手、左手をどう表現するのか?」というのが私の質問。

「三好さんの講義は、雑談こそ面白い」と言ってくれたのは、「生活介護研究所」の故坂本宗久さんだった。

関係ない話ばかりして、なんて反応の人は介護には向かないぞ。なにせ、老いと認知症は、自分の内部から現れる異文化だからね。

◎介護の参考文献。『ピダハン』(みすず書房)
原題は『DON'T SLEEP THERE ARE SNAKES』
これ、ピダハン族の夜のあいさつ。実際彼らは夜もほとんど寝ないそうだ。

●事業所の余ってる研修予算でオンラインセミナー申し込みを!
●コンテンツ、続々と
私のオンラインセミナーは『生活リハビリ講座』と共に、こちらでも。
すでにシリーズ3つが配信中。
さらに新シリーズも近日撮影予定。
研修の機会がなくなっている今こそ契約を。
こちらからも https://www.o-careservice.com/


2020年10月 「植松に殺させてしまった」

長野の安藤嘉さんが、事業所を立ち上げた。しかも、老人ケアから、障害者の訪問介護への越境である。記念のセミナーの講師は、私と小林敏志さんに、横浜の鈴木励滋さん。

鈴木さんのやってる「カプカプ」のお祭りに参加したことが、越境の原因だと言う。その鈴木さんの発言がすごい。相模原の事件の植松聖を異常だと言うのは極めて簡単だ。いや、その背後にある社会にこそ原因がある、というのも、当たってるけど簡単だ。

鈴木さんは「植松に殺させてしまった」と悔いている。植松が、カプカプの人たちを見ていれば、あんな考えにはならなかったのではないか、というのだ。ホントに「カプカプ祭り」はすごかった。私も安藤さんも小林さんもいたが、みんな子供みたいに楽しそうだった。大の大人なのに。

みんながそのまま肯定されている世界の豊かさを実感できたのだ。
このセミナー、時期が時期なので、参加者は多くはなかったが、録画されてるので、そのうち公開されることを望む。必見です。



2020年8月 気を付けよう! PCR検査で介護崩壊になるかもしれない

介護職にPCR検査をするというニュースが、さも朗報のように伝えられている。しかし、これ、下手すると介護崩壊につながりかねない。

検査は対象を絞らないと無意味どころか有害。これ「ベイズの定理」なんていうらしい。わかりやすい解説は「Haruki Miyoshi」で引用しているので参照。症状のない介護職にPCR検査を実施したらどうなる。陽性者が感染者ではない。偽陽性者が出る。

さらに、無症状の感染者も炙り出される。陽性者も、その接触者も勤務から外されると現場は一気に立ち行かなくなる。もしやるなら、援助の体制を作ってからにすべきだと思う。無症状者の感染力はほとんど無いし、感染してもその人も無症状のままのことが多い。

でも、高齢者は弱いから。それほんとか?高齢者は感染に弱くない。なにしろ、80年、90年、感染症の流行を乗り越えてきたのだ。体内に免疫を蓄えている。それを示しているのが、これだけ、感染が蔓延しようと、高齢者の超過死亡は認められないという事実だ。

ま、自粛と介護現場の頑張りがあるからだろうけど、もう、過剰な対応はなくていいと思う。まして、全員へのPCR検査においてをや。



2020年6月 「いろ葉」にインドを見た

老人を精神病院に入院させたら、薬を盛られて人間崩壊に至ることは、私が介護現場に入った45年前からよく知られていることだ。それなのに、いまだに特養ホームやグループホームから精神科に送ることが絶えない。

認知症との「共生」がこれだけ叫ばれているというのに。「いろ葉」のようにやれとは言わない。せめて10分の1でいいから、がんばってくれないものか。

18年も前の〈スミゴン〉から始まって、どんな人でも根気よく、とことんつき合う。それだけではない。ちょっと無理じゃないかと思われる(失礼!)若い人をちゃんとスタッフに育て上げる。

中迎さんはインドツアーに2回参加した。最初の印象を「ダイヤモンドとパンチを一緒にもらったみたい」と表現してくれた。制度も権威も経営も二の次で、目の前の困っている老人との〈二者性〉、つまり「放っておけない」という内発性を根拠にした実践は秩序なんかなさそうに思える〈インド〉そのものではなかろうか。



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